咳が止まらない!長引く咳を治したい!
「風邪の症状はなくなったのに、咳が止まらない」
「咳が長引いてつらい」
「しつこい咳を何とかしたい」
このようなことでお困りでしたら、京都市右京区の林真也クリニックへご相談ください。
ご本人も気づかないうちに病気が起こっていて、それが原因でなかなか咳が治まらない可能性があります。
もし2週間以上咳が続くようでしたら、それは風邪でなく他の疾患の症状として現れている可能性があります。
「風邪が長引いているのだろう」とお考えになり、そのままにしていると病気の発見が遅れてしまう可能性がありますので、2週間を目安にそれ以上咳が続くようでしたら一度当院へご連絡ください。
適切な診査・診断により長引く咳の原因を確認させていただきます。
咳が止まらない・長引く咳の原因は?
2週間以上咳が続く場合、それは風邪でないと言え、他の疾患が原因で咳が長引いている可能性があります。
咳が止まらない・長引く咳の原因として次のような疾患が考えられます。
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マイコプラズマ肺炎
肺炎マイコプラズマという細菌に感染することで起こる肺炎で、初期には痰をともなわない咳や発熱などの症状が現れます。
風邪の似たような症状が起こりますが、咳が長引くことが多く、2週間以上続くような場合にはマイコプラズマ肺炎が疑われます。迅速検査可能
当院ではマイコプラズマ肺炎の迅速検査が可能で、10~15分程度で検査結果をお出しすることができます。
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インフルエンザ
インフルエンザにかかると急な高熱や倦怠感などの症状が現れますが、咳も症状として現れます。
迅速検査可能
当院ではインフルエンザの迅速検査を行っており、発熱後数時間からでも診査・診断が可能です。
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新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症の症状として、咳が挙げられています。
咳が続くようでしたら感染の可能性がありますので、適切な医療機関で診査・診断を受けるようにしましょう。陰性証明書の発行可能
当院は経済産業省のビジネス渡航者に対する新型コロナウイルス検査機関の登録を行っており、新型コロナウイルスの検査陰性証明書・健康証明書を発行することができます。
発行をご希望の方は事前にご連絡いただき、ご予約をお取りになられたうえで当院へお越しください。 -
気管支炎
気管支に細菌・ウイルスが感染して炎症が起こった状態で、長引く咳が症状として現れます。
夜間や明け方に咳がひどくなるという特徴がありますので、こうした症状に心あたりがあれば気管支炎を疑う必要があります。
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咳喘息
発熱などの症状はないのに、咳が長く続くような時は、風邪ではなく咳喘息が疑われます。
アレルギー症状がある方は特に咳喘息の可能性が高いので、アレルギー性鼻炎やアレルギー性皮膚炎があって、咳が長引くようでしたらお早めに当院へご相談ください。 -
気管支喘息
気管支喘息とは気管支で慢性的な炎症が起こった状態で、多くの場合、アレルギーが原因で起こります。
炎症が起こることで埃やストレスなどに過敏になり、咳などの発作が起こります。
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肺炎
細菌・ウイルス感染により肺で炎症が起こる病気で、風邪と似た症状が起こりますが入院が必要になるなど重症化する恐れがあるので注意が必要です。
高熱や胸痛、息切れ、喘鳴(ぜんめい:呼吸時にヒューヒュー、ゼーゼーと音がする)のほか、激しい咳が症状として現れます。 -
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPD(chronic obstructive pulmonary disease:慢性閉塞性肺疾患)とは、煙草の煙に代表される有害物質を長期間吸い続けることで肺で炎症が起こる病気です。
長きにわたり喫煙を続けてこられた中高年の方に多くみられ、進行すると咳のほか、息切れや息苦しさを感じるようになり、運動能力が低下してQOL(生活の質)に影響をおよぼすようになります。
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百日咳
百日咳は百日咳菌という細菌に感染することで起こり、発症したばかりの頃は咳やくしゃみなどの風邪に似た症状が起こりますが、徐々に咳が激しくなり、喘鳴(ぜんめい:呼吸時にヒューヒュー、ゼーゼーと音がする)がみられるようになります。
百日咳は“子供がなる病気”というイメージが強いですが、現在、大人の方でもかかるケースが増えていますので、咳が長引くようでしたらそのままにせず、お早めに当院へお越しください。
百日咳の感染力は強いため、重症化しないからといってそのままにしていると、まわりに感染を拡げてしまう恐れがあります。 -
肺結核
初期には咳、痰、発熱などの風邪と似た症状が現れますが、咳が2週間以上続くような場合には肺結核の可能性があるので早めにクリニックを受診して適切な診断を受けるようにしましょう。
肺結核は結核菌に感染することで起こり、咳やくしゃみなどによる飛沫感染で拡がっていき、感染したからといって必ず発症するわけではありませんが、ご高齢の方など免疫力が低下している方がそばにいる場合には注意が必要です。
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肺がん
肺がんは現在、男性のがん死因の1位、女性でも2位とされていて、特徴的な症状として長引く咳が挙げられますので、早期発見・早期治療のためにも咳が続くようならそのままにせず、お早めにクリニックを受診してきちんと検査を受けるようにしましょう。
咳が止まらないQ&A
1週間ぐらい咳が続いているのですが、風邪ではないのでしょうか?
通常、風邪の咳は5日程度で治まりますので、それ以上続く場合には他の疾患が疑われます。
長引く咳を引き起こす病気には重篤な疾患もありますので、早期発見のためにも放置せずにきちんとクリニックを受診するようにしましょう。
咳がなかなか止まらないのですが、どのぐらい長引いたら受診した方がいいですか?
3週間以内の咳を“急性咳嗽(がいそう)”、3~8週間までの咳を“遷延性咳嗽”、それ以上の咳を“慢性咳嗽”と言い、2~3週間以上咳が続く時は風邪ではなく、他の疾患が原因として考えられますので、原因を明らかにするためにも早期にクリニックを受診するようにしましょう。
咳が止まらない日が続いているので市販薬で様子を見ているのですが受診した方がいいのでしょうか?
市販のお薬だけでは十分な効果が得られず、咳が止まらない場合がありますので、一度当院へご相談いただくことをおすすめします。
咳が長引いている場合、症状の奥に風邪以外の病気が隠れている場合がありますので、自己判断は禁物です。
熱もないのに咳だけが止まりません。もしかしてコロナでしょうか?
熱がなく、咳だけが長期間続くような場合、風邪以外の原因が考えられ、その1つとして新型コロナウイルス感染症も考えられます。
適切な検査を受けないとはっきりとしたことはわからないため、不安な場合はしかるべき医療機関で検査を受けるようにしましょう。