京都市右京区の林真也クリニックではB型肝炎、ヒブ、小児肺炎球菌、四種混合(DPT-IPV)、二種混合(DT)、MR(麻疹風疹混合)、水痘、日本脳炎などの京都市の定期予防接種を実施しています。
その他、任意接種のものも受けることができますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
予防接種は予約制ですが、ワクチンの在庫があれば当日接種も可能です。
まずは当院へお問い合わせください。
定期接種
当院では次の定期接種が受けられます。
予防接種は基本予約制ですので、ご希望の方は事前にご連絡いただきご予約をお取りください(ワクチンの在庫があれば当日接種も可)。
定期接種の種類 | 回数 | 接種対象年齢 | 詳細 |
---|---|---|---|
B型肝炎 | 3回 | 生後1歳未満 (生後2月から9月まで) | 詳しくはこちら |
ヒブ | 【接種開始が生後2月~7月未満】 初回3回,追加1回 【接種開始が生後7月~12月未満】 初回2回,追加1回 【接種開始が生後12月~60月未満】 1回 |
生後2月から60月(5歳)未満(生後2月から7月までに接種開始) | 詳しくはこちら |
小児肺炎球菌 | 【接種開始が生後2月~7月未満】 初回3回,追加1回 【接種開始が生後7月~12月未満】 初回2回、追加1回 【接種開始が生後12月~24月未満】 2回 【接種開始が生後24月~60月未満】 1回 |
生後2月から60月(5歳)未満(生後2月から7月までに接種開始) | 詳しくはこちら |
5種混合ワクチン (DPT-IPV-Hib) |
【五種混合の場合】 <第1期 初回接種>3回 <第1期 追加接種>1回 |
生後2月から90月(7歳6月)未満(生後3月から12月までに初回接種) | 詳しくはこちら |
四種混合 (DPT-IPV) |
【四種混合の場合】 <第1期 初回接種>3回 <第1期 追加接種>1回 |
生後2月から90月(7歳6月)未満(生後3月から12月までに初回接種) | 詳しくはこちら |
二種混合(DT) | <第2期> 1回 | 11歳以上13歳未満(11歳時) | 詳しくはこちら |
MR(麻疹風疹混合) | <第1期> 1回 | 生後12月から24月未満 | 詳しくはこちら |
<第2期> 1回 | 小学校就学前の1年間(いわゆる幼稚園等の年長相当) | 詳しくはこちら | |
水痘 | 2回 | 生後12月から36月未満(生後12月から15月までに接種開始) | 詳しくはこちら |
日本脳炎 | <第1期 初回接種>2回 <第1期 追加接種>1回 |
生後6月から90月(7歳6月)未満(3歳時に初回接種,4歳時に追加接種) | 詳しくはこちら |
<第2期> 1回 | 9歳以上13歳未満(9歳時) | 詳しくはこちら | |
子宮頸がんワクチン | 3回 | 小学校6年生から高校1年生相当の女子(中学校1年生時) | 詳しくはこちら |
※横スクロールで全体を表示
B型肝炎
日本でB型肝炎ウイルスに感染している方は100万人程度いるとされていて、B型肝炎により慢性胃炎となると長期間の治療が必要になり、肝硬変や肝臓がんに繋がる恐れがあります。
乳幼児期に感染することがほとんどで、母子感染のほか、家族や友人からの汗や血液、また涙などで感染するとされています。
ワクチン接種の推奨時期は生後2ヶ月で、1歳以降は任意ですがご希望の場合には接種可能ですので一度ご相談ください。
ヒブ
飛沫感染でうつるヒブは中耳炎や肺炎などの原因となり、細菌性髄膜炎へ進行するケースもあるので注意が必要です。
細菌性髄膜炎に進行すると後遺症になったり、最悪の場合、命を落としたりすることもあります。
五種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)
2024年4月から生後2か月になったお子様には昨年までの4種混合+ヒブワクチンを使用せず、新しく五種混合ワクチンとなりました。ワクチンには「クイントバック」「ゴービック」の2種類あり、当院では原則「クイントバック」を採用しています。
「ゴービック」から「クイントバック」接種に変更することが原則できませんので、他院で「ゴービック」接種から開始されており、当院で続きの予防接種を希望される場合は、取り寄せに時間がかかります。
五種混合ワクチンの接種のタイミングは1期と2期に分けられ、1期は生後2ヶ月から、2期は11歳以降に接種できます。
また、過去に4種混合+ヒブワクチンで接種しているお子様は5種混合にすることは原則できません。
四種混合(DPT-IPV)
四種混合(DPT-IPV)では“ジフテリア”“百日咳”“破傷風”“ポリオ”の4つのワクチンを接種します。
いずれも重篤な疾患に繋がる恐れがあり、命に関わる場合もありますので、きちんと接種するようにしましょう。
四種混合ワクチンの接種のタイミングは1期と2期に分けられ、1期は生後2ヶ月から、2期は11歳以降に接種できます。
二種混合(DT)
二種混合(DT)では“ジフテリア”“破傷風”の2つのワクチンを接種します。
ジフテリアは国内での感染例は少ないものの、感染者の約1割が発症し、命にかかわるケースもあり、破傷風は早期に治療しないと死に至るケースもあります。
11歳以上13歳未満の間に二種混合(DT)ワクチン接種を受けることで、ジフテリアと破傷風に対する免疫を得ることができるようになります。
MR(麻疹風疹混合)
麻疹は麻疹ウイルスに感染することで起こり、免疫がない方が感染するとほぼ確実に発症し、発熱や咳などの症状を引き起こし餡巣。
子供だけでなく大人でも起こるので、注意が必要です。
風疹は子供の場合、数日で治ることが多いですが、大人になってからかかると重症化しやすいとされています。
水痘
水痘帯状疱疹ウイルスに感染することで起こり、発熱や水ぶくれといった特徴的な症状が現れます。
重症化すると入院が必要になるケースもあるので注意が必要です。
日本脳炎
日本脳炎は蚊が媒介するウイルスで発症し、高熱や頭痛、意識障害、痙攣などの症状が現れ、後遺症が残ったり、命を落としたりすることもある病気です。
ワクチン接種により日本脳炎に対する抗体が得られ、かかりにくくすることができます。
子宮頸がんワクチン
子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)で、これは珍しいウイルスではなく、性行為を経験したことがある方であれば、どなたでも感染する可能性があります。
現在、子宮頸がんワクチンは厚生労働省から「積極的に推奨すべきではない」とされています。
ワクチン接種に際して不安・疑問がございましたら、一度お気軽に当院へお問い合わせください。
小児肺炎球菌
小児の肺炎球菌ワクチンはWHO(世界保健機関)から子供のワクチン接種において最も重要なものと位置づけられていて、肺炎球菌に感染すると中耳炎や副鼻腔炎などの病気の原因となるだけでなく、肺炎や敗血症などを招き、命にかかわるケースもあります。
任意接種
当院では次の任意接種が受けられます。
任意接種の種類 | 料金 |
---|---|
A型肝炎 | 7,500円 |
B型肝炎 | 5,000円 |
ヒブ | 7,000円 |
MR | 9,000円 |
おたふく | 6,000円 |
水痘 | 7,500円 |
風疹 | 5,000円 |
麻疹 | 6,000円 |
2種混合 | 4,000円 |
4種混合 | 10,000円 |
日本脳炎 | 6,000円 |
髄膜炎菌 | 22,500円 |
ロタテック | 8,000円 |
ロタリック | 13,000円 |
成人肺炎球菌 | 7,000円 |
小児肺炎球菌 | 10,000円 |
破傷風 | 3,500円 |
狂犬病 | 14,000円 |
子宮頸がん | 16,000円 |
インフルエンザ予防接種
インフルエンザの流行時期は例年12月から翌年3月となっていて、インフルエンザワクチンの有効期間は5ヶ月程度ですので、ワクチンの効果を発揮させるためには早い場合で10月下旬、遅くても12月上旬には接種されることをおすすめします。
ワクチン接種によりインフルエンザの感染が100%防げるわけではありませんが、重症化のリスクを低減させることが可能で、特に合併症を起こしやすいご高齢の方や基礎疾患を持ちの方は接種するメリットは大きいと言えます。
インフルエンザ予防接種の費用
料金 | |
---|---|
インフルエンザ(成人) | 3,700円 |
インフルエンザ(小6以下) | 2,700円(1回の価格です) |